日本では、今も少しの現金が必要です。ただし多くはありません。カードと交通系ICカードで旅の大半は足り、残りは少額の現金で対応できます。弊社は東京と札幌で許可を受けたアパートメントを6室運営しており、毎週のように頂くご質問です。お客様にお伝えしている内容を、2026年11月7日に公式サイトで確認した情報とあわせてご紹介します。
日本のキャッシュレスは、どのくらい進んでいますか
2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%です。経済産業省が2026年3月31日に公表した数字で、新しい国内指標によるものです。国際比較に使う従来の指標では46.3%で、いずれにしても、現金は今も日常の支払いに使われています。
日本政府観光局(JNTO)は、国際ブランドのカードは全国で広く使えるとしたうえで、店頭に対応カードのマークが出ていないこともあると案内しています。読み取り機を探すか、注文の前にお尋ねになると安心です。
| 場所 | カード・スマホ | 現金 |
|---|
| コンビニ、スーパー | ほぼ可 | 不要 |
| チェーン店、百貨店 | ほぼ可 | 不要 |
| JR、地下鉄の改札 | ICカード | チャージ用 |
| 個人経営の飲食店 | 店による | 必要 |
| 古い券売機 | 一部不可 | 必要 |
| コインランドリー | 一部の店 | 100円玉 |
| お賽銭、屋台 | ほぼ不可 | 必要 |
カードやスマホは、どこで使えますか
チェーン店なら、まず心配はいりません。コンビニ、スーパー、百貨店、家電量販店、チェーンの飲食店ではカードが広く使え、タッチ決済や交通系ICカードに対応するお店も多くあります。亀有の宿にいちばん近いスーパーは、カード、交通系IC、PayPay、WeChat Pay、Alipay+に対応しており、東京の大きめのお店では珍しくありません。
PayPayはQRコード決済のアプリで、街のあちこちで案内を見かけます。海外からお越しの方は、お使いのアプリが対応しているかによって変わるので、あれば便利という程度にお考えください。
現金が必要なのは、どんな場所ですか
小さなお店、昔からのお店、無人のお店が中心です。難しいことではありませんが、知っておくと会計のときに慌てずに済みます。
- ◆個人経営の飲食店やカウンターのお店。人気のお店にも多くあります。
- ◆ラーメン店などの古い券売機。席に着く前に支払います。
- ◆コインランドリー。100円玉が基本で、プリペイドカードやスマホ決済に対応する店もあります。
- ◆古い自動販売機。ただし交通系ICカードで買える機械も増えています。
- ◆神社やお寺のお賽銭、お祭りの屋台、札幌近郊の果樹園のような農園の直売。
- ◆地方のバスや小さな鉄道の一部。交通系ICカードは全ての路線で使えるわけではないと、PASMOも案内しています。
Suicaなどの交通系ICカードは、何に使えますか
交通系ICカードは、電車、バス、少額の買い物にタッチで支払えるチャージ式のカードで、スマホにも入れられます。JNTOも、短い距離の電車や地下鉄ではクレジットカードが使えないことがあると案内しており、旅でいちばん役立つ支払い手段です。Suica、PASMO、Kitaca、ICOCAなどの名前がありますが、普段の使い方は同じです。
海外からお越しの方の主な入手方法は3つです。Welcome Suica MobileはJR東日本のアプリで、iPhoneとApple Watchに対応し、Apple Payに登録したカードでチャージします。カード型のWelcome Suicaは羽田と成田で買える訪日客向けのカードで、2026年の旅行ガイドによると、預り金はなく、利用期間が決まっていて、残額の払い戻しはありません。通常のSuicaやPASMOは駅の券売機で買え、500円の預り金があるとされています。今回はJR東日本の公式ページを確認できなかったため、ご利用前に同社のサイトで条件をご確認ください。
東京と札幌で違いはありますか
ほとんど同じですが、札幌には覚えておきたい例外が1つあります。東京のSuicaやPASMOは札幌でも使えます。札幌市交通局は、地下鉄、市電、ジェイ・アール北海道バス、じょうてつ、北海道中央バスで使えるICカードとして、Kitaca、Suica、PASMO、ICOCAなどを案内しています。例外は1日乗車券です。地下鉄専用1日乗車券(830円)とドニチカキップ(520円)は現金でしか買えません。
街による違いより、地区による違いのほうが大きいです。弊社の宿のご案内では、近くの現金のみのお店に印を付けています。2026年11月7日時点で、下町の亀有周辺に5軒、札幌の宿の周辺に7軒あり、小さな人気店も含まれます。平和島周辺に印の付いたお店はありません。亀有の街については亀有のガイドをご覧ください。
海外発行のカードで、どこで日本円を引き出せますか
コンビニや郵便局のATMが便利です。JNTOは現金の引き出し先としてゆうちょ銀行とセブン銀行を挙げており、セブン-イレブンにあるセブン銀行ATMは年中無休で動いています。一般の銀行のATMは海外発行カードに対応していないこともあるので、まずはこの2つをお試しください。
上限はそれぞれ異なり、セブン銀行では磁気カードは3万円までです。マークのあるカードでも使えない場合があるため、2枚目のカードがあると安心です。手数料はカードのブランドによって異なり、発行元の銀行の手数料が加わることもあるので、出発前にご確認ください。VisaとMastercardでは、セブン銀行のATMが自国通貨への換算を提案することがあります。画面のレートをご確認のうえお選びください。
| ATM | 海外発行カード | 1回の上限 |
|---|
| セブン銀行 | Visa、Mastercard、Amex、JCB、銀聯など | 10万円 |
| ゆうちょ | Visa、Mastercard、JCB、銀聯など | 5万円 |
現金はいくら持っていればいいですか
1週間で大人お一人1万円ほどを目安に、減ったら引き出すのが弊社のおすすめです。計算というより経験からの目安で、小さなお店での夕食が数回、小銭、急なタクシーに足りる金額です。短い都市滞在なら数千円でも十分です。
1万円札のままにせず、崩しておくと便利です。券売機や小さなお店では1万円札が使いにくいことがあるので、コンビニで少額の買い物をして、千円札と100円玉を用意しておくと安心です。カードとは分けて持っておくと、さらに安心です。
お部屋で現金は必要ですか
弊社の宿では、現金が必要な場面はほとんどありません。ATMも近くにあり、亀有の宿と札幌の宿からはセブン銀行ATMのあるセブン-イレブンまで徒歩2分、平和島の宿からは海外発行カードに対応したATMのある24時間営業のコンビニまで徒歩2分です。全てのお部屋に洗濯機があるので、100円玉を用意してコインランドリーへ行く必要もありません。
予約金額とは別になるのが、チェックイン時に精算する東京と札幌の宿泊税です。ご予約への適用はご到着前にお尋ね頂ければご案内致します。宿の種類を比べている方は、民泊とホテルの違いもご覧ください。
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