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シーツとタオルの回し方:1セットの値段ではなく、月7回の入れ替えに何セット要るかで決めます

2026年10月22日

木の棚に積まれた白いシーツとタオル

シーツとタオルの方式は、1セットいくらではなく、1室が月に何回入れ替わり、そのうち何回が同じ日の入室に続くかで決まります。自社の6室は1室あたり月7回から8回入れ替わり、退室486回のうち322回(66.3%)は同じ部屋に同じ日の入室が続いていました。

数字は自社3棟6室の12か月の記録です(2025年10月から2026年9月、2026年10月1日時点、運営データ)。入れ替え1回の中身は民泊の清掃に分けて書いたので、ここではリネンだけを扱います。

自前で洗う、クリーニングに出す、レンタルする、の違いは何ですか

違いは、在庫を誰が持ち、汚れたリネンが何日で戻るかです。リネンサプライとは、業者が持つシーツとタオルを借り、使った分を回収してもらい、洗った分を届けてもらう方式のことです。

どの方式でも、ベッドに掛かっている1セットのほかに、洗っている途中の分と予備が要ります。値段の比較は、この在庫の数をそろえてからでないと意味がありません。1セットいくらの見積もりと、重さでいくらの見積もりは別のものを数えていて、どちらも建物に何セット置くかは教えてくれません。

方式在庫を持つのは汚れた分が戻るまで詰まりやすいところ
部屋の洗濯機で洗うオーナー洗濯と乾燥の数時間同じ日の入室が続く入れ替え
クリーニングに出すオーナー回収から配達までの日数連休と年末年始の配達
リネンサプライを借りる業者業者の配達の曜日配達のない日の退室

1室に、シーツとタオルは何セット要りますか

自分で持つなら、最低3セットです。ベッドに1セット、洗っている途中に1セット、乾かなかった日のための予備に1セットです。

月7回から8回の入れ替えは、およそ4日に1回です。クリーニングに出す場合、回収から戻るまでの日数がこの4日を超えると、外に出ている分がもう1セット増えます。自社の平均は3.3泊なので、短い滞在が続く月ほど間隔は詰まります。定員の多い部屋は、1セットの中身も増えます。自社の6室は定員が2名から10名まで違い、1セットのタオルの枚数もそれに合わせて変わります。

洗面所の小さなドラム式洗濯乾燥機と、上に置かれたたたんだシーツ

同じ日の入れ替えでは、どこが詰まりますか

部屋の洗濯機で次のゲストの分を洗う形は、同じ日の入室には間に合いません。自社の入れ替えに使える時間は退室11時から入室16時までの5時間で、その間に清掃、リネン交換、補充、点検と写真が入ります。

家庭用の洗濯乾燥機は、シーツとタオルを1回洗って乾かすだけで数時間かかります。3回に2回が同じ日の入室なので(何室まで回せるか)、部屋の洗濯機はその場のリネンを作るためではなく、在庫を戻すために回すものと考えてください。自社の6室全てに洗濯機があり、乾燥機は5室にあります。どれもゲストが長い滞在で使う設備でもあります。

3室が同じ日に退室すると、何が変わりますか

汚れたリネンの量が1日に集中します。自社の6室では、3室以上が同じ日に退室した日が12か月で51日ありました。

1つの市で2室以上が同じ日に退室した日は、東京の3室で46日、札幌の3室で52日です。クリーニングやリネンサプライに頼むなら、ふつうの日の量ではなく、この日の量を受けてもらえるかを先に確かめます。配達の曜日が決まっている業者なら、配達のない日に重なった退室の分は、手元の予備でつなぐことになります。

札幌の冬は、なぜ答えが変わるのですか

札幌の部屋は1室の定員が多く、冬は空きが少なく、雪で回収と配達が遅れる日があるからです。自社の札幌の3室は定員4名から5名でベッドが3台ずつあり、1セットが東京の小さい部屋より大きくなります。

札幌の稼働は2月に94.0%でした(2026年10月1日時点)。空いた日に在庫を戻す余裕がない月に、配達が1日遅れれば、そのまま次の入れ替えに響きます。雪の地域では、東京で足りるセット数に1セット足しておくのが安全です(雪国の民泊)。

雪の見える玄関に置かれた、袋に入った白いリネンと布の洗濯袋

リネンの費用は、収支のどの行に出ますか

方式によって、清掃の行に入ることも、消耗品の行に入ることもあります。比べるときは、2つの行を合わせて見てください。

自社の12か月では、売上に対して清掃が17.0%、消耗品が4.4%でした(2026年10月1日時点、運営コストの内訳)。清掃会社がリネン込みで請けるなら清掃の行が重くなり、自分で買って洗うなら消耗品と水道光熱の行が重くなります。なお自社の公開値には水道の行がないため、自分で洗う方式の費用は、この数字より少し重くなります。弊社の代行では、リネンと消耗品は実費でご請求します。

方式を決める前に、確かめることは何ですか

回転と在庫と配達の3つです。値段の見積もりは、この3つがそろってから取ります。

  • 1室が月に何回入れ替わり、そのうち何回が同じ日の入室か
  • 3室以上が同じ日に退室する日に、業者が受けられる量
  • 回収から配達までの日数と、配達のない曜日、年末年始
  • 予備のセットを置く場所が、部屋か建物の中にあるか
  • 定員いっぱいのときの、1セットのタオルの枚数

弊社に頼まないほうがいい場合

1室だけで、自宅から近く、同じ日の入室が少ない物件なら、ご自身で洗って回すほうが合うことがあります(自主運営と運営代行)。対応エリアは首都圏と北海道札幌市で、それより遠い物件は、現地に人を出せるかどうかを含めて個別にご相談ください。

民泊新法(住宅宿泊事業)の物件もご相談頂けます。旅館業と民泊新法では、営業できる日数などの条件が異なるため、物件の状況やご希望を伺ったうえで、旅館業許可への切り替えも含めて物件に合った方法をご提案致します(なお、弊社は住宅宿泊管理業者の登録は持っていません)。運営代行の月額手数料は売上の20%(固定)で、清掃・リネン・消耗品は実費(間取り・広さにより変動)です。ここに出した回数と割合は自社6室の実績で、お預かりする物件の稼働や費用をお約束するものではありません。

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よくあるご質問

民泊のシーツとタオルは、1室に何セット用意すればいいですか
自分で在庫を持つなら最低3セットです。ベッドに1セット、洗っている途中に1セット、乾かなかった日の予備に1セットです。自社6室は1室あたり月7回から8回入れ替わり(2026年10月1日時点)、クリーニングの戻りがおよそ4日を超えるなら、もう1セット足します。
民泊のリネンは、自分で洗うのとレンタルと、どちらが安いですか
1セットの値段では決まりません。自前の方式は在庫を3セット以上持ち、洗う時間をどこかで払います。レンタルは在庫を業者が持ちますが、配達の曜日と量に縛られます。回転の数と、同じ日の入室の割合をそろえてから見積もりを比べてください。自社では退室の66.3%に同じ日の入室が続きました。
部屋の洗濯機で、入れ替えのたびにリネンを洗えますか
同じ日の入室がある入れ替えでは間に合いません。自社の入れ替えに使えるのは11時から16時の5時間で、家庭用の洗濯乾燥機は1回洗って乾かすだけで数時間かかります。部屋の洗濯機は、その場のリネンを作るためではなく、在庫を戻すために回すものと考えてください。
札幌の冬は、リネンの回し方を変えたほうがいいですか
セット数を1つ足すのが安全です。自社の札幌の3室は定員4名から5名で1セットが大きく、稼働は2月に94.0%でした(2026年10月1日時点)。空いた日が少ない月に雪で配達が1日遅れると、次の入れ替えにそのまま響きます。

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